世界最高峰のガンプラが集結!「ガンプラビルダーズワールドカップ2017」チャンピオン決定
東京ウォーカー(全国版)
東京・お台場のガンダムベース東京では12月17日(日)、ガンプラ作りの世界一を決める「ガンプラビルダーズワールドカップ2017」世界大会決勝戦表彰式が開催された。
今回で7回目の開催となる世界大会決勝戦には、14歳以下のジュニアコースに12作品、15歳以上のオープンコースに16作品がそれぞれ各国の代表作品としてノミネート。ジュニアコースは「デビルズ コントラクト - ザ ファイナル リデンプション」を製作した日本代表の畑めいさんが世界一に輝いた。
年齢のレギュレーションから今回がジュニアコースとしては最後の出場となる畑さんは、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の主人公機ガンダムバルバトスルプスレクスをベースにした作品でエントリー。抜きんでた塗装・工作技術や、加工の多彩な表現が評価され見事1位を勝ち取った。トロフィーを受け取った畑さんは「2011年から7年からずっと出してきたんですけど、最後の最後に金色を取れてよかったです。ありがとうございました」と涙ながらに受賞の喜びを語った。
オープンコースでは、ジュニアコースと同じくガンダムバルバトスルプスレクスをもとにした作品「エネミー スポッテッド」を製作した、フィリピン代表のマーク・メディアヴィロさんがチャンピオンに選ばれた。様々なパーツを取り入れたミキシングビルドのセンスと、異形のまがまがしさを表現したことを評価され1200点中1005点を獲得したマークさんは「このような賞をもらえたことに感謝し、支えてくれたすべての友人や家族に感謝の気持ちを送りたいと思います。そしてまた来年ここに来れるように頑張ろうと思います」と感謝の思いを述べた。
また、特別賞として「GUNDAM docks at TOKYO JAPAN」賞と特別審査員賞も同時に発表され、「GUNDAM docks at TOKYO JAPAN」賞にはオーストラリア代表のキリン レイ リュジュアン ハンさんと作品「コウマジュツ」が、特別審査員賞には「ジークジオン」を製作した台湾代表のチェン ジェン イさんがそれぞれ受賞した。
『機動戦士ガンダム』をはじめ数多くのメカデザインを手掛けた特別審査員の大河原邦男さんは「ノーマルなザクに(『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザインを担当した)安彦(良和)さん調のイラストが(描かれていて)これはかなりわたしにとってショックで新鮮でした。懐かしい時代を思い出してしまいました。おめでとうございます」とコメントを残した。
優勝作品をはじめとする各国の代表作品は、2018年1月29日(月)までガンダムベース東京に展示される。
国分洋平
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